メタルワンの現場へ第一営業本部
現場に根差した
真のパートナーになる。

INTERVIEW 02

芳賀 太郎第一営業本部
造船重機事業部 大阪造船鋼材課
2011年入社
教育学部 複合文化学科卒

SCENE 01インドの路上で見た貧困の現実
ビジネスで問題解決に貢献したい

芳賀は高校、大学とアメリカンフットボールに打ち込み、大学では選手権大会決勝“甲子園ボウル”にも出場した。
「アメフトで身に付けたのはやっぱり気合いと根性です。また、一つの目標を掲げてそれに向かった時、今のチームには何が足りないのか、ゴールに辿り着く為にはどのような戦略、練習が必要かなどを考え、実行に移す力が身に付いたと思います」
父親、叔父も商社勤務だった。父親の海外転勤に伴い11歳から15歳までインドのニューデリーとムンバイで過ごし、その時に現地の同年代の子どもたちの貧困状態を目撃して大きな衝撃を受けた。高校、大学と部活に明け暮れた芳賀であったが、幼い頃にインドで過ごした日々は強く印象に残っていた。就職に際しては、そういった世界の貧困に対して少しでも貢献できる仕事は何かと考えていた。ボランティアとして学校建設などを支援することも一つの手段だが、芳賀自身はビジネスとして、長期的に国の経済成長をサポートできる事業、例えば発電所を作ったり、パイプラインを引いたりといったインフラ整備に携わりたいと考えた。当時の芳賀は、インフラ整備における基盤となるのは鉄鋼業だと考え、その全体像が見えるポジションで関わりたい、自分が中心となって事業を成功させたい、という想いを抱いた。それを実現する舞台として鉄鋼総合商社メタルワンが浮上した。

SCENE 02“現場”に助けて頂いた経験
商社として“現場”と連携する大切さ

入社後は東京の厚板部厚板課に配属され、プラント会社のガスタンク用鋼材などを主に担当していた。ある時、新規のお客様から冷却装置用ポンプに使用する鋼材の発注を頂いた。お客様からは緊急の要望を受けたが、この装置は海外向けの特殊な仕様であり、事業投資先の加工会社からは「少なくとも加工に1週間はかかる」と釘を刺された。慣れない仕事に右往左往し、段取りに手間取るうちに納期が近付き「もう間に合わない」という切迫した事態に陥った。上司と相談し、最終的には事業投資先の社長の配慮で、通常1週間かかる加工工程を1日に短縮して頂き、どうにか事なきを得た。加工現場のプロフェッショナリズムに助けられた形だが、「何を考えているんだ。現場のことも、もっと考えてくれ」と叱責を受けたことは今でも忘れられない。以後、実際にモノが動いている現場に足を運び、そこで働く人の目線に合わせて仕事をすることを意識するようになった。お客様に対しても「現場主義」を貫き、可能な限りFace to Faceで会話するように心掛けている。また、どんなに忙しくても必ずすぐにリアクションし、スピーディーに対応することと、常に正々堂々であり、間違えたら謝り、助けられたらお礼を言い、嘘はつかない、というのが芳賀の仕事の上でのポリシーとなっている。

SCENE 03守備範囲にとらわれず
お客様の期待に120%で応える

2014年1月、芳賀は造船重機事業部に異動、大手造船所への営業を担当することとなった。ある時、西日本のある造船所から海外の工場設備で使う鋼材を手配して欲しいという依頼があった。イレギュラーなオーダーであったが、お客様の為に「何とかしてあげたい」という想いがあり快く応じた。ところが実際に製品の明細が届くと、求められている鋼材は経験の無い特殊な加工を必要とするものであった。しかし、引き受けた以上は要望に応えなければならない。必死で電話帳をめくり、特殊加工を専門にしている加工メーカーを探して電話をかけ続けた。ようやく引き受けて頂けそうな加工メーカーが見つかったが、とてもお客様が希望する納期には間に合いそうになかった。加工メーカーになんとか日程を調整して頂いたが、配送の問題は残っていた。そこで芳賀は、自らモノを運ぶという離れ業を思い付く。部品自体の重量は15kgであったため、芳賀は加工前の部品を大阪でピックアップして自分のスーツケースに詰め込み、中国地方の加工メーカーに運び、夜通し加工作業をして頂いた。そして翌日の早朝、加工済みの部品を受け取り、その足で別の地域にある造船所まで届けた。お客様から「よくやってくれた。飯でも食べていきなよ」と言って頂き、お互いの距離がぐんと縮まったことを実感した。

SCENE 04イエスマンからパートナーへ
お客様に不可欠な伴走者を目指す

現在は業界でも5つの指に入る大手造船所を担当している。造船所では年間平均で約10隻の船を製造しており、メタルワンは専用のサービスセンターを通じて年間約25~30万トンの鋼材を供給する。「当社は造船所に対してメイン商社としてのポジションを確立していますが、その分お客様からの要望の水準も高く、如何にお客様にとってメリットのある提案ができるかが問われます」
芳賀は最初の1年間、まずはお客様から信頼される存在となることが第一だと考え、1週間に1度は九州に飛び、お客様の顔を見て話すことを心掛けた。要望には基本的に「イエス」の姿勢で臨み、それに応えるべく社内外を飛び回った。1年経って先方にも「すぐ近くにいてくれる存在」という認識が深まったことから、最近は一段上の真のパートナーを目指すようになった。「単なるイエスマンではなく、商社としての客観的な立場からお客様の要望や進もうとしている方向が本当に未来に繋がることなのかを判断し、時にはアドバイスもするようにしています」
今後の商社の在り方について、芳賀は「鋼材のデリバリーの一連の作業や受発注業務はいずれロボット化されていきます。そうなった時に他社と差別化できるものは、やはり“人”しかないと思います。そこで生き残っていく為に不可欠な人材でありたいと思っています」と力強く語った。

SCHEDULE

7:00 この日は直接出張先の九州へ出発。
8:00 伊丹空港へ移動。福岡空港に向かって一路空の旅。空港からはバス移動。
11:30 担当先の造船所までは、自宅から半日かかる。
12:00 出張先の定食屋でランチを取る。行きつけのお店でご当地料理を食べるのが楽しみ。
14:00 事業投資先を訪問し、操業状況などについて情報交換。
15:00 造船所を訪問。今後の生産計画などについて情報交換。直接お会いすることが信頼を築く鍵の一つ。
18:00 お客様と会食。より深い話をこのタイミングで聞く。プライベートを含め懇親を深める。
22:00 ホテルに宿泊。翌日大阪へ。

PROFILE

高校から大学の7年間、アメリカンフットボールに打ち込む。ポジションはクォーターバック。高校時代は、個人として関東高校最優秀選手賞を受賞した。大学では、個人としてU19日本代表に選出されたうえ、副将としてチームを牽引し、全日本大学選手権大会決勝「甲子園ボウル」にも出場した。大学2年生の時にアメリカの南カリフォルニア大学を学術交流として訪問し、アスリートとしての取り組みやチームマネジメント全般について学んだ。

MESSAGE

大手広告代理店とメタルワンに内々定を頂き、周囲からは広告代理店を勧められましたが、「世界の貧困問題の解決に貢献したい」という志を遂げる為に当社への入社を決意しました。業界No.1のポジションにいながらも常に変化に敏感で、それにいち早く対応する柔軟性を備えていることがメタルワンの圧倒的に優れているところです。強固な基盤に安住せず常に高みを目指す集団で刺激し合い、一緒に成長していきましょう。

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