メタルワンの現場へ第二営業本部
全体像を見据えつつ、
現場と共に成長する。

INTERVIEW 04

金岡 潜第二営業本部
薄板国際事業部
2012年入社
国際協力研究科・開発経済専攻

SCENE 01対等な協力関係のもと
途上国の発展に寄与したい

高校生の時、父親が病に倒れた。病気と闘う父親の姿を見て、「生きる」ということに初めて向き合った。その時、金岡の目は世界に向いていった。
「世界には生きること自体が当たり前ではない国もある。」
金岡はいつしか国際協力に関わる仕事を志すようになった。大学在学中、金岡はメキシコに2年間留学した。そこで感じたのは大学の教室で考えていた“援助”と現地の人々の感覚とのギャップであった。
援助の最終的な目的はその国の経済的な自立であるが、援助を享受する開発途上国では経済的に依存している状況がある。目の前の問題解決のみに注力するのではなく、現地と一体となって経済的な自立を目指す基盤を構築することに意味があるのではないか。だとすれば、民間に身を置き、現地の企業や人々と共に成長する方が自分の考えに合致しているのではないか。そう思った金岡は民間企業側から途上国の発展に寄与しようと決意する。そして出会ったのがメタルワンであった。鉄鋼は経済発展のファーストステップで必要とされる素材であり、メタルワンはメキシコをはじめ、新興国・開発途上国でもビジネスを展開している。ここでなら現地の成長を肌で感じることができると考えた。

SCENE 02言語も文化も違う異国の現場
最前線でのがむしゃらな奮闘

金岡は自動車鋼材部に初期配属となり、メキシコの自動車部品メーカーや加工メーカーに向けた輸出業務を担当した。入社4年目の2015年8月、メタルワンがアメリカに展開する鋼材の加工流通業を担う事業会社に業務研修生として派遣される。最初に配属されたのはノースカロライナにある拠点であった。金岡は営業担当として、現地のお客様や鉄鋼メーカーと折衝する経験を積んだ。その半年後、金岡はアラバマの拠点に移り、加工現場のオペレーションに携わる。ここでは実際の加工工程を学びながら、生産性や品質の向上にも取り組んだ。その後に配属されたオハイオの拠点では、新規拡販に向けた営業サポートに奔走した。いずれの拠点でも、日本では経験したことの無い現場の最前線での業務を通して、鋼材を供給することの難しさを緊張感を持って経験した。
「生きていれば困難に出会い、苦しい思いをすることが必ずあります。悩んでばかりいても前には進まない。時には、一歩踏み出して一生懸命考え、自分で考えて決めたことにがむしゃらになって取り組むことで道が拓けることを学びました」

SCENE 03アメリカでの経験を生かし
事業会社の経営体制構築を支援

金岡は業務研修生としての派遣から1年半後に帰国し、薄板国際事業部に配属された。金岡が任されたのは、かつて自身が派遣されたアメリカの事業会社を日本国内からマネジメントを支援することであった。具体的には経営計画書立案のサポートから、設備投資、拠点統合、M&Aなど多岐にわたる。この事業会社は北米に9拠点11工場体制で事業展開している。各拠点ごとに設立背景が異なり、各拠点が個社として経営していた状態を一社に統合した為、現在も各拠点独自の経営スタイルが多少残っている。現地に派遣された経験、知見を活かし、各拠点の特徴を活かしつつも全社一体となって成長していくための経営基盤を整備することも金岡に与えられたミッションの1つだ。
「事業投資先管理において大切なのは、こちらからお願いする仕事の背景や意味を現地スタッフにしっかりと説明して理解してもらうことだと考えています。全員が共通のゴールを認識できれば、やりとりがスムーズになり、依頼した仕事にも高いモチベーションを持って対応してもらえると思います」
こう語る金岡が仕事の上で常に心掛けているのは、会社全体の方向性を意識して個々の仕事に取り組むことだ。
このモットーを掲げるきっかけは、初期配属の自動車鋼材部時代にある。当時の金岡は日々の忙しさに追われていたが、メタルワンという会社、部、そして課としての使命、方向性、提供すべき価値など、ビジョンを示して下さる上司の下、日々の業務の意義を理解して仕事に没頭することができたと金岡は振り返る。

SCENE 04全体性を示し、最短ルートを行く
将来の夢はメキシコでの事業経営

経営に関わる仕事は、組織全体の方向性を考えることであり、金岡の仕事の上でのモットーに深く通じている。
「経営計画は目標に向けた最適な道筋を示すものです。その為、個々の施策は、経営目標から逆算して、できるだけ具体的に、定量的に立てなければならない。しっかりと全体感を示し、それを周囲にも理解してもらうことが目標達成の最短ルートになる」と語る。
金岡の夢は、思い入れの強いメキシコの地で経営に携わることだ。メキシコには世界の主要自動車メーカーが工場を展開していることに加え、多くの部品メーカーも進出している。
「ビジネスチャンスに溢れるメキシコの地で、私がこれまでのキャリアを通じて、自動車鋼材の輸出に携わった経験、事業会社の現場での経験、更に日本国内から事業会社のマネジメント支援を行ってきた経験、それぞれを活かすことができると思っています」
そう力強く語った金岡は、2018年春よりアメリカの事業会社への出向が再び決まり、本駐在として営業の最前線で奮闘することとなる。アメリカという先進的で巨大なマーケットで初めての駐在員生活をおくる金岡は、この機会を活かして多くのことに挑戦する姿勢であり、学生時代より抱いてきたメキシコ社会の発展に寄与するという夢に向かって突き進んでいる。

SCHEDULE

8:00 出社。通勤中にニュースやメールをチェック。会社では資料作成や案件の進め方の検討など、集中して考えたいことを早朝に優先的に行う。
9:15 海外の事業会社や社内各部署からのメールに返信する。すぐに回答できるものから順番に返信していく。合間を見て、プロジェクトの進捗について気になっていたことを上長や関連部署に相談。
11:30 ランチライム。所属事業部では混雑による待ち時間をなくすため、少し早めのランチタイムを設定している。ほぼ毎日外食なのでお腹周りが気になってきた。
12:30 新しい受信メールへの対応。社内の関連部署から問い合わせが来ている。
13:00 社内の関係部署と打ち合わせを行う。経営施策の実行には様々な部署の協力が不可欠だ。
18:00 時差の関係上、その日のうちに回答しておくべきものを対応する。
20:00 退社。
21:00 子どもたちとお風呂に入って就寝する。

PROFILE

入社後は自動車鋼材部にて主に自動車に使われる鋼材をメキシコに輸出する仕事に携わる。2015年8月より、鋼材の加工流通業を担うアメリカの事業会社に業務研修生として派遣され、ノースカロライナ、アラバマ、オハイオの拠点を回り、現地での営業や工場管理などを経験する。帰国後の2017年2月より薄板国際事業部に配属となり、現在に至る。学生時代はメキシコの音楽にハマり、メキシコ留学。3歳と0歳の子どもがおり、父親としての顔も持つ。

MESSAGE

鉄鋼の魅力は取引できる業界が幅広く、その規模も大きいことです。私は主に自動車業界に関わってきましたが、技術革新のスピードが早く、常に新しい取り組みが求められるチャレンジングな環境です。そのような環境下で新たなサプライチェーンの構築に取り組めることは刺激的な仕事と言えると思います。また、メタルワンは各国で事業を育てており、事業経営に携わるチャンスは豊富にあります。経営に挑戦してみたいという方はきっとその夢を実現できるはずです。

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