S職社員座談会

主体性が求められる現場で
実感する成長とやりがい

事務業務のプロフェッショナルであるS職は、メタルワンがビジネスを展開していく上で欠かせない、会社の基盤を支える存在です。取り組む業務は幅広く、与えられる裁量も責任も決して小さくはありません。自ら考え、動く、主体性を求められるS職の仕事内容やそのやりがい、成長の実感などについて、3名のS職社員に語ってもらいました。

  • 伊藤 祥子第一営業本部
    厚板事業部 建産機鋼材課
    2017年入社 経済学部経済経営学科卒

  • 髙木 美里線材特殊鋼・ステンレス本部
    特殊鋼事業部 特殊鋼課
    2013年入社 法学部政治学科卒

  • 丸山 千晶コーポレート
    主計部 コーポレート管理ユニット
    2014年入社 文学部人間科学専攻

SESSION × 01

さまざまな役割を担う
「S職」の仕事

丸山
本日はよろしくお願いします。私はコーポレートのS職、おふたりは営業のS職ですので、業務内容は大きく異なると思うのですが 、具体的にはどのような違いがありますか?
髙木
私が所属する特殊鋼課では国内外の鉄鋼メーカーとお客様である大手自動車部品メーカーの間に立って、自動車部品に使用される線材などの輸出入に関わっています。 具体的な業務としては、鉄鋼メーカーや自動車部品メーカー、そしてメタルワンの海外拠点と連絡を取りながら、発注や納期管理、出荷、決済処理などを行っています。
伊藤
私の所属している建産機鋼材課は、国内建産機メーカー向けの営業と事業投資先の管理がメインの部署ですが、私はその中でも日系の海外工場への輸出業務に携わっています。担当地域としてはメキシコ・中国・タイ・インドネシア・インド・ロシアがあります。
髙木
営業のS職が担うのは、基本的には営業事務・営業アシスタントと呼ばれる業務ですが、所属本部が違うことで扱う鋼材の最終製品が異なる為、対面業界や取引の違いがありますよね。
伊藤
確かにそうですね。例えば私の部署は厚板という鋼材を扱っているのですが、対面業界は建産機、馴染み深い言葉で言い換えるとショベルカーを製造するメーカーなどです。B職が成約した案件について鉄鋼メーカーへの発注、納期管理、出荷、代金決済といった一連の業務を、担当B職やコーポレート部局と協力しながら行っています。
髙木
特殊鋼課の対面業界は主に自動車に使われる部品のメーカーです。学生の頃から耳にしていた有名なメーカーが取引先となるので、配属当初は緊張と共に強い責任感を覚えましたね。その中で、国内取引と海外取引があり、私は両方を担当させて頂きました。今では三国間貿易(海外から鋼材を買い、更に別の海外の地域へ売る取引)なども担当するようになりました。
伊藤
髙木さんは三国間貿易も担当してるんですね。輸出取引と違う部分はありますか?
髙木
三国間貿易では、自分の所属する部署に留まらず、財務部とも密にコミュニケーションを取りながら業務を進めなくてはいけないですね。同じ営業事務でも扱う鋼材によって対面業界や社内で関わる部署に違いがあるのは、面白さの一つかもしれません。コーポレートのS職の業務については全然分からないのですが、丸山さんはどんな仕事をしているんですか?
丸山
実は入社時は当時の人事総務部に配属で、昨年5年目になったタイミングで現所属の主計部に異動となりました。入社当時は総務のS職として、全社規模で社員が快適に過ごせる環境を整える業務に携わり、東京本社が今の丸の内に移転する際も中心的に関わらせて頂きました。主計部への異動後は各コーポレート部署から提出される伝票のチェックや、様々な業務に対する計上方法の検討をしています。担当部署は人事部・法務部、更にクアラルンプール駐在員事務所であり、本社だけでなく海外の経理も担当しています。
伊藤
総務と主計の業務内容は全然違いますよね?
丸山
そうですね。コーポレートの担当として全社に関わる業務に携わる部分は共通していますが、まだ分からないことばかりなので、今は勉強の毎日です。S職の部を跨いだ異動はあまりないケースだと思いますが、幅広い業務に関わり成長したいという想いで自分から希望を出して担当することとなった新たな業務なので、やりがいを持って取り組めています。

SESSION × 02

“本質”を理解することで
仕事の応用の幅が拡がる

丸山
伊藤さんは今2年目だけど新入社員の頃と比べたら変化はある?
伊藤
少しずつですが、成長している実感はあります。1年目の頃はインストラクターの先輩に付きっきりで指導して頂きました。ビジネスメールの打ち方や社会人としての挨拶の仕方など、本当に基本的なところから全部教えてくださって。学生から社会人になって間もなく、まだ右も左も分からない状態だったので、すごく心強かったですね。おかげさまで今では一人で出来ることが大分多くなってきたと思っています。
髙木
新人の時は、インストラクターの存在は本当に大きいよね。実は、私は今、新人のインストラクターを担当していて、その責任の大きさを実感しているところです。指導する際に心掛けているのは、一つひとつの仕事にどのような意味があるのかを理解してもらうことです。ただ闇雲に言われたことをやっているだけだと、応用が利かず、イレギュラーな仕事への対応は出来ないと思うんです。仕事の意味が理解できていれば、教えてもらったことでなくとも、ある程度自分で考えて仕事を進められるようになります。
丸山
本質を理解するのはとても大事ですよね。最近は全社として業務効率化の為にRPA(ロボットによる業務自動化)を進めていますし、これは事務業務の細かい作業を理解しているS職が中心となって進めるべきプロジェクトだと思っています。RPAを進めるにしても、日々の業務の本質が分かっていなければ何が本当に必要な作業で、何が無駄な作業なのかといった判断が出来ないです。本質を理解できていれば、業務効率化においても、S職が積極的に意見を出しながら、もっと主体的に組織や全社に対して貢献できると思っています。
髙木
本当にその通り。だからこそまずは業務理解が大切だと思います。新人に対しても効率的な仕事の進め方は、業務理解がしっかり出来てから指導しています。いま担当している新人も、入社してもうすぐ1年になりますが、みるみる成長していて心強いです。
伊藤
確かに入社したばかりの頃に比べたら、自分も成長したなと感じます。学生の時には輸出の知識なんて一切ありませんでしたからね。専門用語も分からないし、最初の頃は「みんな何言ってるんだろう?」って(笑)。 だから最初はお客様に言われたことをとりあえずメモして先輩に聞き、先輩に言われたことをそのままお客様に話すしかなくて。今でも勉強が足りないところはありますが、意味を理解して答えられることも増えていると思っています。 マニュアルに載っている知識や作業の仕方を覚えるのは大前提で、その上で、普段の業務をこなす中での「経験による学び」から日々成長を感じています。
丸山
私も今の部署に異動した当初は、仕訳とか決算業務とか、教えてもらったことを「そういうものなんだ」と、仕事の意味を深く考えずに言われた通りにやっていました。それが最近では「こういう理由があるからこうしているんだ」という本質が分かってきて、他の人にも自分の言葉で説明できるようになってきましたね。

SESSION × 03

失敗も成長の糧にし、周囲の期待に
応える中で実感するやりがい

伊藤
先輩方は経験も豊富でなんでもこなせるイメージなのですが、仕事での失敗はあるのでしょうか?
髙木
失敗は沢山有ります・・・。入社して間もない頃の輸出業務におけるトラブルが印象に残っています。通関を目前にした貨物を「日本から輸出することを今すぐ中断して欲しい」との依頼が海外から入りました。当時、一緒に担当していたB職が不在にしており、担当外のB職に相談するしかなく、経験も知識も浅い私がお客様の状況もよく把握できていないまま、社内外の関係各所に今すぐ手配を止めることが出来るかどうか、確認を行いました。結果として、お客様の了承のもと輸出を進めることに決定したのですが、私が社内外の関係各所に今すぐ手配を中断できるか、と確認したことで多くの関係者を混乱させてしまいました。
伊藤
入社してすぐにそんなトラブルの対応をされたんですね。
髙木
当時はがむしゃらに対応していましたが、本当に色んなことを学んだ出来事でした。営業部の担当者として、社内にも社外にも、司令塔となって的確な指示を出さなければならないこと、一歩間違えれば作業を行う現場の方の安全にも関わる問題となること、誤った手配は法令や規則の違反にもなりかねないことなど、業務の知識をつけることの大切さと多くの人を巻き込んで業務を進めていることへの責任の重さを改めて実感しましたね。
伊藤
S職としてB職に任せっきりでなく、責任を持って働かないといけないという場面は沢山ありますよね。私もある契約でトラブルを経験したことがあります。当時、契約内容について疑問に思うことがあり、担当のB職に口頭で相談をしたところ「後で確認しておく」と言われた為、待っていたのですが、B職からのアクションは何もなかったんです。私は忙しいB職に何度も相談することは迷惑だと思ってしまって、催促はせず待ち続けていました。結果、私からの口頭での質問は、忙しい業務の中で忘れられてしまい、私が抱いていた疑問はその後、契約内で問題になってしまいました。今振り返ると、この時の私の行動は受動的で、B職に対する気の遣い方を誤っており、改めてS職として主体性を持って働くことの重要性を感じた出来事でした。
丸山
営業は社外の関係者を巻き込む業務が多いですよね。コーポレートの場合はどちらかというと社内の関係者が主なので、失敗した時の影響は社内となりますが、全社員に対する責任も当事者としては大きいですよ。正直、小さな失敗は数多くあって、ここでは言い尽くせないです。いまだに覚えていることは、入社したてで総務の仕事をしていた頃、全社員が目にするポータルサイトのページを保存しようとしたら間違って更新してしまい、最終更新者として自分の名前が全社に公開されてしまったことですね(笑)。
髙木
入社したての頃にその経験はヒヤリとするね(笑)。
丸山
本当に焦りました。コーポレートの担当として、どんな業務でも自分の作業や言動の一つひとつが全社員に影響しうるということは入社した頃から実感していて、主計部に異動した今でもその責任を感じながら業務に取り組んでいます。
伊藤
確かに責任の大きさはプレッシャーですが、その分やりがいを感じて業務に取り組めています。これは私が就職活動の時にメタルワンを志望した理由でもあるのですが、説明会に参加した際、熱い気持ちを持ち楽しそうに働く社員の方々のお話を伺い、この人たちと一緒に仕事がしたい、この人たちのサポートがしたいと強く感じました。そして、単なるサポートではなく、しっかりと自分の考えを持ち、主体性を持って働いているS職の先輩方のお話を伺い、メタルワンであればやりがいのある仕事が出来ると感じました。入社後の今でもまさにそんな働き方が出来ているなと思っています。先輩方はどんな時にやりがいを感じますか?
髙木
チームや関係各社と連携を取りながら問題を解決したり、目標を達成できたりした時でしょうか。お客様や鉄鋼メーカーの期待に応えて、感謝の言葉を頂いた時も頑張って良かったなと思います。私にとっては「誰かの役に立てる」「何かに貢献できる」というのが仕事のやりがいのような気がします。
丸山
私は、目の前にある業務をこなすことに必死だった異動当初に比べて、業務の効率化や改善案を考えられるようになったこと、他部署の方に対して、自分の言葉で一から説明できる業務が増えたことに成長を感じました。そういった自分自身の成長を感じられた時や、新しい仕事を任せてもらえた時に大変やりがいを感じます。

SESSION × 04

プライベートでも繋がる
社員同士の交流

髙木
ふたりはオフの時間はどんな風に過ごしていますか?
伊藤
私は最近ヨガを始めたんです。身体を動かす機会がなくなってきたなと思って、休日や会社帰りに通っています。
丸山
私は最近、無理矢理予定を入れて、外に出るようにしていますね(笑)。友人とカフェ巡りなんかをしています。それから、同期で誰かの家に集まって鍋パーティをしたりして過ごしています。
髙木
いつも同期で一緒にランチを取っているのを見かけるし、丸山さんの同期は本当に仲が良いよね。同期で鍋パとか楽しそうで羨ましい。私もよく会社の人と一緒に国内外へ旅行していますね。海外だと出張中の人や現地オフィスの人たちと会って案内してもらうこともあります。仕事の関係で、メタルワンだけではなく、三菱商事や双日にも沢山知り合いがいるので、海外でそういう方たちと会ったりしていますね。これは内定者時代から感じていたことなのですが、メタルワンはオンとオフをどちらも全力で楽しむ人が多い印象ですよね。
丸山
確かに、クラブ活動などで仕事以外でも会社の人と交流する機会が沢山あります。私はフットサルとテニスのクラブ活動に参加していますが、何個でも入ってOKなので一時期は5つのクラブに顔を出していました(笑)。フットサルには伊藤さんも顔を出しているよね?
伊藤
はい。新入社員の時に多くのクラブに声をかけて頂いて、興味のある活動を見学しにいきました。1年目から他部署を含めて会社の皆さんとお話できてとても楽しかったです。クラブ活動以外にも会社全体で開催されるビアパーティーやソフトボール大会、ボーリング大会といったイベントがあり、そこでも色々な方とかかわることが出来ますよね。
丸山
確かにそうだよね。メタルワンの大好きなところが、社内の風通しが良いことなのですが、これはクラブ活動や社内イベントを通じて部署や年次の違う人ともコミュニケーションが取れ、そこで横の繋がりが出来るからこそなのかなと。特にコーポレートだと、業務上別の部署の方に相談しないといけないことも多いんですが、誰に聞いたら良いか分からない場合には、とりあえずクラブのメンバーに聞いてみたりしています。仕事の進め方や効率化もオフで繋がっていたからこそ改善されることは多々あるので、私はこの繋がりをとても大事にしています。
伊藤
そういった仕事上だけではない関係が、人の温かさに繋がり、仕事をしやすい環境を作っているように感じています。

SESSION × 05

経験を積むことで拡がる
S職の可能性

髙木
皆さんはメタルワンのS職に求められるものは何だと思いますか?
伊藤
私はB職が仕事に集中できるような環境作りをすることを心掛けています。その為には、周囲の状況を敏感に察知し、指示されてから動くのではなく、主体性を持って積極的に行動することが必要なのかなと思っています。
髙木
そうですね。私もS職に求められているのは、「当たり前のことが当然のように行われるようベストのサポートをすること」だと思っています。私の関わる仕事において、一人で完結する業務はほとんどないので、どの業務においても、その後に続く業務を考えて行動するようにしています。社内だけでなく、社外に対しても、相手の業務を理解しておくことで、自分だけでなく、仕事に関わる全ての人の業務が効率化されるようにベストの対応をすることを心がけています。
丸山
営業とコーポレートで状況が違うのかもしれないですが、私のユニットの場合は10人中8人がS職で、実はS職だけで完結する業務も多いんですよ。このような環境の為か、私の場合は、S職だから、B職だからといったことはあまり気にしていません。「S職だから責任のある仕事が出来ない」ということは決してなく、どちらであっても主体的に考え行動することが求められていると思いますし、そういった姿勢を受け入れてもらえる環境でもあります。
髙木
そうですね。B職やS職という職群や立場にかかわらず、誰であっても自分次第で業務の幅を大きく拡げていくことが出来ますからね。それでは、皆さん個人としての今後の目標はなんでしょうか。
伊藤
私の場合は、まだ2年目で対処法が分からない事態に直面する時もあります。そんな時は先輩に相談し助けて頂いている段階なので、まずは皆さんから信頼して仕事を任せてもらえる「S職のプロ」になることが当面の目標ですね。豊富な知識だけでなく常に周りに気を配り、様々なことに気付く先輩S職の皆さんから、良いところを沢山盗み、周囲の方々との信頼関係を築きたいです。そして、今助けて頂いていること、教えて頂いていることを忘れず、次は私が新人の方を助けてあげることも目標です。
丸山
今後の目標は、先ほども話したRPAによる業務効率化を更に進めて、人間の判断を必要としない単純作業はロボットに任せながら、S職としてもっとレベルの高い業務にチャレンジしていきたいです。あと効率化によって生まれた時間を使って経理業務の知識をより深めていき、将来的には色々な業務を経験した上で、広い角度から物事を捉え、行動できる人材になりたいですね。
髙木
私も1年目の頃から責任ある仕事を任せてもらっていて、国内業務、貿易業務、さらに後輩の育成など様々なことに挑戦させて頂きました。これまで学ばせて頂いた多くのことを自分だけに留めるのでなく、知識を共有する仕組みを作って、会社に貢献できる人材になりたいと考えています。